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M1グランプリ2021で錦鯉はなぜ優勝できたのか?過去6年のM1王者との共通点5つもご紹介
今年も嵐の如く過ぎ去っていたM1グランプリ2021。
M1グランプリ2021は「錦鯉」の優勝で幕を閉じました。
前回の記事で新時代が到来していることにも触れましたが、今回はそれを象徴するような結果になりました。
それでは錦鯉が優勝した理由と過去6年のM1王者との共通点を探っていきます。
M1グランプリ2021結果
ファーストステージ
コンビ | 巨人 | 富澤 | 塙 | 立川 | 礼二 | 松本 | 上沼 | 合計 |
モグライダー | 91 | 93 | 92 | 89 | 90 | 89 | 93 | 637 |
ランジャタイ | 87 | 91 | 90 | 96 | 89 | 87 | 88 | 628 |
ゆにばーす | 89 | 92 | 91 | 91 | 93 | 88 | 94 | 638 |
ハライチ | 88 | 92 | 91 | 91 | 93 | 88 | 94 | 638 |
真空ジェシカ | 90 | 89 | 92 | 94 | 94 | 90 | 89 | 638 |
オズワルド | 94 | 95 | 95 | 96 | 96 | 96 | 93 | 665 |
ロングコートダディ | 89 | 90 | 93 | 95 | 95 | 91 | 96 | 649 |
錦鯉 | 92 | 94 | 94 | 90 | 96 | 94 | 95 | 655 |
インディアンス | 92 | 91 | 93 | 94 | 94 | 93 | 98 | 655 |
もも | 91 | 90 | 91 | 96 | 95 | 92 | 90 | 645 |
最終ラウンド
コンビ | 巨人 | 富澤 | 塙 | 立川 | 礼二 | 松本 | 上沼 | 合計 |
錦鯉 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 5 | ||
オズワルド | ◯ | 1 | ||||||
インディアンス | ◯ | 1 |
錦鯉はなぜ優勝できたのか?
錦鯉が優勝した大きな理由は上記の4つです。
それでは振り返っていきましょう。
優勝理由①【ネタ順が後半であったこと】
ネタ順は優勝と切っても切り離せない関係性があります。
前回の記事でもネタ順については触れましたが、
圧倒的に後半組が有利です。
- 1〜4番目に漫才を披露したコンビ
- 16組中4組
- 5〜9番目に漫才を披露したコンビ
- 16組中12組です
いかに前半組の優勝が難しいかが伺えるデータです。
トップバッターの優勝に限っては第1回の中川家のみです。
第1回と現在を比較するのは難しいですが、M1グランプリは当時とは注目度が全く違います。
関東地区の平均視聴率は第1回(2001)が9.0%、第17回(2021)の18.5%と約2倍の差があります。
認知度があまりにも高くなった今、芸人だけでなく観客も緊張感を持ってスタートします。
そんな中、トップバッター(前半組)は非常に不利であることは否めません。
会場が和んできた後半組が有利なことはデータも証明しています。
くじ運は錦鯉の優勝に大きく左右しました。
優勝理由②【芸歴が10年以上】
第11回(2015)大会より出場資格が芸歴10年以内から15年以内に拡大されたました。
それ以来、芸歴が10年以下で優勝したのは第14回(2018)の霜降り明星のみです。
霜降り明星以外のコンビは全て芸歴が10年以上での優勝です。
これらのデータも経験がいかに大事かを物語っています。
錦鯉はボケ担当の長谷川さんが50歳、ツッコミ担当の渡辺さんが43歳です。
コンビ結成は9年目ですが、結成前を含むと2人とも20年以上のキャリアをお持ちです。
【錦鯉の芸歴】が優勝の大きな要因の一つであることは間違いありません。
優勝理由③【個性的な武器で勝負した】
賞レースでは「爆発力」が必要になります。
ただ面白ければ良い訳ではなく、4分で爆発的な笑いを生み出す必要があります。
その中で錦鯉のボケ担当の長谷川さんの「バカさ」は大きな武器になりました。
M-1 松本人志“逆神”返上 優勝錦鯉に投票し「悩んだ」「最後は一番バカに」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/WTCd1lC1d9 #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) December 19, 2021
最後の最後はもうバカに入れようと思って錦鯉にしました。
王道漫才ではなく、「バカ」という武器を全面に押し出したことが錦鯉の優勝要因のひとつです。
優勝理由④【オズワルドが錦鯉の勢いに飲まれた】
ファーストステージは1位だったオズワルド。
2位の錦鯉に10点差をつけて優勝候補筆頭に踊り出ました
オズワルドのお二人もファーストステージ終了後に優勝を意識したと語っています。
オズワルド「絶対に優勝すると思った」「期待裏切った」『M-1』に悔しさ#オズワルド #かまいたち #M1グランプリ https://t.co/PObiNfbXFT
— マイナビニュース・エンタメ【公式】 (@mn_enta) December 19, 2021
審査員のコメントも絶賛の嵐です。
【M1】#オズワルド が最終ラウンド進出 松本、巨人ら絶賛 #M1グランプリ #畠中悠 #伊藤俊介https://t.co/073OW9Fd9N
— 日刊スポーツ (@nikkansports) December 19, 2021
直すとこないんちゃうの。
巨人師匠からこんな発言をされたら優勝を意識しても仕方ありません。
しかしファイナルラウンドでは錦鯉の勢いに飲まれたてペースを崩したと語っています。
途中で「ヤバイ」と思った。
強烈な武器が正統派漫才を飲み込んだ典型的な例でしょう。
それほどまでに錦鯉の勢いは大きく優勝を引き寄せました。
過去6年のM1王者と錦鯉の5つの共通点
まずは過去6年のM1王者一覧です。
過去6年の王者と錦鯉は5つの共通点がありました。
下の「→」が錦鯉のデータです。
- 1位通過しなくても
優勝できる(確率は50%)
→2位通過 - ネタ順が後半であったこと
→8番目 - 芸歴が10年以上
- 王道漫才よりも個性的な武器で勝負したこと
- 賛否両論は高確率(6組中5組)で起きる
→賛否両論起きている
この中でも②〜④は非常に重要なデータなです。
②ネタ順
過去の王者の6組中4組が後半に漫才を披露しています。
前半に漫才を披露したとろサーモン(3番)、銀シャリ(4番目)の2組ですらも、前半とはいえ3番目以降です。
③芸歴
2018年の霜降り明星を除けば全コンビが10年以上のキャリアを持っています。
M1を制する上で経験が重要であることが裏づけされています。
④王道漫才よりも個性的な武器で勝負した
しゃべくりの王道漫才よりも個性的な武器を持っているコンビが優勝しています。
M1のような一発勝負の舞台では、しゃべくりの王道な漫才よりも、爆発的な笑いが取れる「個性」が重要であることもデータで裏づけされています。
⑤賛否両論は高確率で起きる
結果に納得いかない方が多いと思うので補足でつけておきました。
圧倒的な優勝をしない限り賛否両論は起こります。
これらの根拠を過去6年の王者を振り返りながら説明していきます。
2015年王者トレンディエンジェルの特徴とM1振り返り
2015年の上位3組の結果は以下の通りです。
コンビ名 | 礼二 | 増田 | 岩尾 | 吉田 | 徳井 | 富澤 | 石田 | 佐藤 | 哲夫 | 合計 |
トレンディエンジェル | 94 | 94 | 89 | 93 | 88 | 93 | 92 | 92 | 91 | 825 |
銀シャリ | 91 | 91 | 92 | 89 | 95 | 92 | 87 | 89 | 92 | 818 |
ジャルジャル | 89 | 89 | 96 | 90 | 96 | 94 | 94 | 93 | 93 | 834 |
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
- 2位
- 1人あたり平均点
- 91.6点
- ネタ順
- 9番目
- 票数
- 6/9
- 最高点と最低点の点差
- 6点
- 芸歴
- 11年目
- 特徴
- 斉藤さんのハゲネタを
存分に生かした漫才
- 斉藤さんのハゲネタを
ファーストステージは2位での通過となりましたが、見事に実力派コンビの2組を抑えて優勝しました。
M1グランプリが2010年で一度終了し、2015年に復活しました。
復活した大会の「初代王者」はトレンディエンジェルです。
特徴は1人あたりの平均点が91.6点と過去6年間で最も低い点数です。
トレンディエンジェルは斉藤さんの「ハゲネタ」を存分に生かしたネタが特徴的で、
ハゲネタが受け付けられない人には理解し難いネタになるかもしれません。
しかし最終結果は9人中6人の支持を得ているので実力は間違いありません。
トレエン、とろサーモン、霜降りが優勝した時はマジで笑ったなー
— Anna (@_Namoaratanna) December 19, 2021
トレエンはおもろすぎて繰り返し見たの覚えてる、あのインパクトは忘れられない
この年から分かることは「強烈な武器」がM1優勝の鍵を握るということです。
決して王道な漫才だけが優勝する道では無いことを示しています。
2016年王者銀シャリの特徴とM1振り返り
2016年の上位3組の結果は以下の通りです。
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
- 1位
- 1人あたり平均点
- 94点
- ネタ順
- 4番目
- 票数
- 3/5
- 最高点と最低点の点差
- 5点
- 芸歴
- 11年目
- 特徴
- しゃべくりの王道漫才
2016年の銀シャリは3度目の出場で悲願のM1優勝。
やすしきよしに憧れて漫才を高めてきた2人はまさに「王道漫才」を極めています。
今回の結果に異論は少ない結果になりましたが、一部で和牛の方が面白かったという声も。
私はトレエン優勝年に銀シャリ、銀シャリ優勝年に和牛優勝で良かったと思いますけどね
— ケンスケ (@tumetaiKorokke) December 22, 2019
しかしながら銀シャリのネタは非常に分かりやすいのも特徴でした。
ファーストステージではドレミのうたを使った、癖のある歌い方を正すという非常に分かりやすいネタで勝負。
最終決戦もありそうでないうんちくを使った、誰にでも分かりやすい漫才が特徴でした。
2015年のトレンディエンジェルはハゲをネタにした特徴的な漫才なので、好みが分かれるところですが、銀シャリは分かりやすく王道というのが特徴です。
王道で分かりやすいネタも優勝するための一つの武器であることが伺えます。
2017年王者とろサーモンの特徴とM1振り返り
コンビ名 | 上沼 | 松本 | 大吉 | 小朝 | 礼二 | 渡辺 | 巨人 | 合計 |
とろサーモン | 93 | 92 | 93 | 93 | 93 | 93 | 88 | 645 |
和牛 | 95 | 93 | 94 | 94 | 93 | 92 | 92 | 653 |
ミキ | 95 | 94 | 91 | 92 | 91 | 94 | 93 | 650 |
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
- 3位
- 1人あたり平均点
- 92.1点
- ネタ順
- 3番目
- 票数
- 4/7
- 最高点と最低点の点差
- 5点
- 芸歴
- 15年目
- 特徴
- つかみが早い
最終的にはとろサーモンと和牛の一騎打ちになった2017年。
優勝候補の和牛を破ったとろサーモンが優勝を飾りました。
ファーストステージを3位で通過して優勝したコンビは史上初めてという快挙も成し遂げています。
しかし議論も当然巻き起こりました。
審査員の渡辺正行さんも非常に審査が難しかったと語っています。
視聴者の声は以下の通りです。
好みは人それぞれだけど、私は巨人師匠と同意見で当時和牛の優勝を確信したし、私はどうしてもとろサーモンにハマれなくて、久保田さんがどうしても好きになれなくて、ちょっと正直納得できなくて、あそこで優勝してれば和牛がここまでM-1に縛られることはなかったのかなとか思っちゃう pic.twitter.com/JL8JKEn5a1
— み (@mn_owarai) December 23, 2019
これらの声からも、賛否両論が出た理由の一つに和牛人気と、その実力が挙げられるでしょう。
前半の伏線を後半で回収するという、やり方はシンプルでありながら難しいスタイルです。
後半の盛り上がりがすごいので観客には印象に残りやすい漫才スタイルです。
逆にとろサーモンは最初にギュッと観客の心を掴んで、そこからボケの久保田さんのポンコツ具合で笑いを引き起こすので、良くも悪くも久保田さんのキャラが見る人の心にハマる必要があります。
ですから決して万人受けの漫才ではありません。
ですが優勝に納得する声が多いのも事実です。
個性的な漫才は人々の心に印象付けることは間違いありません。
久保田さんのポンコツ風に見せる演技がはまれば人々の心を掴むことは間違いないので、やはり2017年も「個性的な武器」が輝いたと言えます。
2018年王者霜降り明星の特徴とM1振り返り
2018年の上位3組の結果は以下の通りです。
コンビ名 | 上沼 | 松本 | 富澤 | 志らく | 塙 | 礼二 | 巨人 | 合計 |
霜降り明星 | 97 | 94 | 91 | 93 | 98 | 96 | 93 | 662 |
和牛 | 98 | 93 | 92 | 93 | 94 | 94 | 92 | 656 |
ジャルジャル | 88 | 92 | 90 | 99 | 93 | 93 | 93 | 648 |
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
- 1位
- 1人あたり平均点
- 94.5点
- ネタ順
- 9番目
- 票数
- 4/7
- 最高点と最低点の点差
- 7点
- 芸歴
- 4年目
- 特徴
- 紙芝居のようにストーリーが進んでいく。
ボケのせいやさんが動き回る。
- 紙芝居のようにストーリーが進んでいく。
2017年と同じく、和牛との一騎打ちを抑えて霜降り明星が優勝を飾りました。
しかも結成4年目という最年少優勝者という快挙つき!
霜降り明星はボケのせいやさんが舞台を動き回るアクティブさと、ツッコミの粗品さんの一言ツッコミが印象的な個性的なスタイルの持ち主です。
ですから、せいやさんの活発的な動きがあることで成立スタイルとも言えます。
決して「話芸」を軸にはしていないのでこちらも賛否両論が起きました。
大物ユーチューバーのシバターさんも否定派の一人です。
シバターさんは「頑張っている感じがわかると面白くない」と言っておられます。
せいやさんのダイナミックな動きは確かにオーバーではありました。
そのオーバーな動きが観客を納得させられなかった原因の一つに挙げられます。
とはいえ称賛する声が多いのも事実です。
#M1#霜降り明星 優勝した時の漫才と表彰見たけど若い可愛い。ほんでめちゃおもろい。せいやがやばいやつの雰囲気あったけど粗品もやばいんよな。あの時はやっと20代がM-1獲って嬉しかったのよ。ラジオ聞いても既に懐かしんでる2人の話も面白いしな。
— ダイアン・ロックハート 4ys+2ysダイエット頑張る (@casandray9) December 19, 2021
今年は粗品の家で鍋しながら見たんかなー。
「せいやのやばいやつの雰囲気」という声からも、特徴的なキャラクターは優勝の大きな武器であることを2018年も証明しました。
2019年王者ミルクボーイの特徴とM1振り返り
2019年の上位3組の結果は以下の通りです。
コンビ名 | 上沼 | 松本 | 富澤 | 志らく | 塙 | 礼二 | 巨人 | 合計 |
ミルクボーイ | 98 | 97 | 97 | 97 | 97 | 96 | 97 | 681 |
かまいたち | 95 | 95 | 94 | 93 | 95 | 95 | 93 | 660 |
ぺこぱ | 96 | 94 | 92 | 94 | 91 | 94 | 93 | 654 |
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
→1位 - 1人あたり平均点
→97.2点 - ネタ順
→7番目 - 票数
→6/7 - 最高点と最低点の点差
→2点 - 芸歴
→12年目 - 特徴
→リターン漫才
お笑いファンなら誰しもが覚えている年ではないでしょうか?
ミルクボーイがコーンフレークネタで史上最高得点を叩き出すなど話題に溢れかえった年です。
700満点で行われた大会で、決勝進出のコンビ3組ともが650点以上を叩き出したのは史上初めてです。
大人気の和牛も652点と高得点を叩き出しましたが、2点の僅差で決勝進出を逃す結果になりました。
このことからも伝説のM1グランプリと言われるのも納得ですね。
過去のM1は何かと賛否両論が巻き起こってましたが、この年はミルクボーイ一色です。
グーグル検索で「ミルクボーイ 優勝」と検索しても、疑問視するような声が一切ありません。
過去6年のチャンピオンで疑問視されるような検索候補が出てこなかったのはミルクボーイだけです。
ライバルのかまいたちですらミルクボーイの優勝を確信していました。
かまいたちの山内さんは「これでミルクじゃなかったらネットが荒れると思った」とまで言い切っています。
かまいたち『M-1』ミルクボーイ優勝確信していた「違ったらネット荒れる」 | マイナビニュース https://t.co/5O5EsI5Vob
— タピ(山内草薙推) (@tapiandoka) December 19, 2021
他にもこんな声も。
やっぱミルクボーイが優勝した年のM1がおもろかった
— 小玉すいか (@open_watermelon) December 19, 2021
やはりミルクボーイの優勝はかなりのインパクトがありました。
漫才のスタイルもリターン漫才で、ボケとツッコミが行き来する分かりやすい漫才です。
漫才のスタイルはシンプルですが、コーフレークネタの爆発的な面白さにコーフレークが売り切れるという、ちょっとした社会現象も起きる異例の年と言えるでしょう。
賛否両論がここまで起きない年は逆に珍しいので参考にするのが難しいくらいです。
個性的な武器よりも、王道漫才を突き詰めて辿り着いた結果と言えるでしょう。
2020年王者マジカルラブリーの特徴とM1振り返り
2020年の上位3組の結果は以下の通りです。
コンビ名 | 上沼 | 松本 | 富澤 | 志らく | 塙 | 礼二 | 巨人 | 合計 |
マジカルラブリー | 94 | 93 | 94 | 90 | 94 | 96 | 88 | 649 |
おいでやすこが | 94 | 95 | 93 | 96 | 93 | 95 | 92 | 658 |
見取り図 | 95 | 91 | 92 | 93 | 93 | 93 | 91 | 648 |
主なデータは以下の通りです。
- ファーストステージ
- 2位
- 1人あたり平均点
- 92.7点
- ネタ順
- 6番目
- 票数
- 3/7
- 最高点と最低点の点差
- 8点
- 芸歴
- 13年目
- 特徴
- コント風漫才。
ボケの野田さんの
アクションも特徴。
- コント風漫才。
まずは最高点の礼二さんの得点が96点なのに対して、
巨人師匠の点数が88点と点差が8点あります。
さらには票も3:2:2と大接戦だったことからも好みが分かれる結果になりました。
マジカルラブリーのネタは野田さんが激しい動きをするため、王道漫才とは正反対に位置しています。
当然、議論も巻き起こりました。
マジカルラブリーがM1で優勝しましたが、あれを漫才と呼んでいいかは正直微妙・・・おいでやすこがも同じで、面白くないという声も多いです。
— Syu (@Syu_sakura_i) December 20, 2020
ちゃんと漫才していた見取り図が報われないですね。#M1グランプリ2020 #マジカルラブリー #マヂカルラブリー https://t.co/9TxH9pQatj
これらの声からも、正統派漫才から程遠いスタイルは受け入れらない人が多いのでしょう。
しかし、優勝したからには特徴的な武器があったのも事実。
去年マジカルラブリー優勝したからから、その漫才のスタイル増えたくない?なんで??
— 柊木 (@hiiragi_enst) December 19, 2021
コント風漫才師が優勝したことが他の芸人に影響を与えていることは間違い無いでしょう。
マジカルラブリーは「野田さんのアクティブな動き」という武器を持っていたことが優勝した一つの要因です。
まとめ
今年のM1グランプリ2021も大成功に終わりました。
錦鯉の涙にもらい泣きする声もあります。
同世代の錦鯉がM-1優勝✨
— しろ蛙 (@Hyamagata4) December 19, 2021
涙涙の優勝😭
少しもらい泣きしてもうた🙈 pic.twitter.com/Ve7IOR8UBl
やはりM1グランプリは最高ですね!
実力、運、経験、個性的な武器を身につけた錦鯉の優勝は必然です!
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実際の芸歴は20年以上
アホキャラが特徴的