大阪桐蔭野球部のスカウト条件を徹底調査!西谷浩一監督のスカウト力は凄かった

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大阪桐蔭野球部のスカウトされる条件とは?西谷浩一監督のスカウト力は凄かった!

西谷監督

大阪桐蔭野球部といえば、高校野球界の
先頭を引っ張る「超名門校」です。

そんな超名門校でプレーを夢見る球児は
全国中にたくさんいます。

では、大阪桐蔭野球部にスカウトされる
条件は一体なんでしょうか?

その条件は以下の4つです。

もしかすると「実績があれば入学できる」と
思われがちですが、志が高く覚悟がないと
大阪桐蔭には入部できません。

実際に西谷浩一監督は以下のコメントを残されています。

西谷監督

色んな良い学校がある中で、
どうしても大阪桐蔭でやりたいと言う選手と一緒にやりたいと思っています。

基本は関西が中心ですが、最近では関東からも来たいと言ってくれる選手がいるので本当に有難く思っています

どうやら大阪桐蔭野球部の入部方法は
実力だけで決まるわけではなさそうです。

それでは詳しく解説していきます。

西谷監督に関する記事は以下をご覧ください。

大阪桐蔭にスカウトされるには中学時代の圧倒的な実績と覚悟が必要

中学時代の実績と覚悟が必要のイメージ画像
中学時代の実績と覚悟が必要

当然ですが、大阪桐蔭のような名門高校に
スカウトされるには中学校時代に圧倒的な
実績を残す必要があります。

それでは大阪桐蔭からプロ入りした現役選手の中学時代の主な実績をご紹介します。

選手名チームポジション出身(中学時代)実績
中村 剛也西武内野手大東畷ボーイズ-
平田 良介中日外野手大阪北
大阪都島
-
中田 翔巨人内野手鯉城シニア世界大会準優勝
浅村 栄斗楽天内野手大阪都島-
江村 直也ロッテ捕手尾道シニア全国大会出場
藤浪 晋太郎阪神投手大阪泉北ボーイズ世界大会出場
森 友哉西武捕手堺ビッグボーイズ全国準優勝
岡田 雅利西武捕手桜井リトルシニア主将として
全国大会出場
香月 一也巨人内野手八幡中央ボーイズ世界大会出場
高山 優希日本ハム投手大阪東ボーイズNOMOジャパン選出
澤田 圭佑オリックス投手えひめ西シニア全国大会出場
山足 達也オリックス内野手枚方ボーイズ全国大会3冠
横川 凱巨人投手湖北ボーイズNOMOジャパン選出
藤原 恭大ロッテ外野手枚方ボーイズ全国優勝
根尾 昂中日内野手飛騨高山ボーイズNOMOジャパン選出
正隨 優弥広島外野手鯉城シニア-
柿木 蓮日本ハム投手佐賀東松日本代表選出
福田 光輝ロッテ内野手東淀川ボーイズ全国優勝
中田 惟斗オリックス投手和歌山御坊ボーイズ日本代表選出
仲三河 優太西武外野手小山ボーイズ日本代表選出
松浦 慶斗日本ハム投手旭川大雪ボーイズ全国大会出場
池田 陵真オリックス外野手忠岡ボーイズ世界大会優勝

大阪桐蔭出身の現役選手だけで22名います。

2チーム作れるだけの選手がいるとは恐るべき高校ですよね。

しかも実績を見ても分かる通り、
「全国」「世界」で活躍したかが基準になっています。

大阪桐蔭は「日本代表クラス」を中心に選手を集めていることが伺えます。

もはや地方選抜などを通り越してジャパンが基準なんですね(笑)

さらにこんなツイートも。

夏の甲子園100回大会といえば以下の高卒プロ選手4人を擁して優勝したミレニアム世代です。

藤原選手以外は日本代表歴がありますが、
日本代表に選ばれていない藤原選手ですら
全国大会優勝を経験しています。

それではこの4人に焦点を当てていかに
中学時代から凄かったのかを検証します。

横川凱選手の中学時代

横川選手の写真
横川選手
  • 所属
    • 巨人
  • ドラフト順位
    • 4位
  • 利き腕
    • 左/左
  • 身長
    • 190cm
  • 体重
    • 95kg
  • 出身(中学時代)
    • 湖北ボーイズ

横川選手は中学時代は滋賀県のボーイズリーグの強豪「湖北ボーイズ」の出身です。

湖北ボーイズの中村監督は横川選手のことを
以下のように評しています。

中村監督

凄い選手が来たなと感じた。

Daiki

この発言からも小学生時代からすごい選手であることが伺えます。

しかも当時から身長が180cmを超えていたとのことで、想像したらちょっと怖いですよね(笑)

中村監督

3年生の時は、「凱に追いつけ追い越せ」で全国大会に出場することができました。

実力以上に人間的に優れたところがあって、みんなが凱のことを信じてついていけばというところで、チームを一つにまとめてくれました。

Daiki

横川選手は実力だけでなく人としても素晴らしいとのことなので、すでに厳しい大阪桐蔭でもプレーする準備が出来ていたのですね。

中村監督の発言から、横川選手は規格外かつ人格者と言えるでしょう。

横川選手がチームを一つにまとめて全国大会出場とは、出来過ぎの話です。

個人としてもNOMOジャパンに選出されています。

毎年8月、野茂英雄氏が総監督を務め、アメリカへ遠征をおこなう通称・野茂ジャパン。ボーイズリーグを中心とした選りすぐりの選手15~6名が選ばれるが、プロ入り選手が非常に多い。

引用元:高校野球ドットコム

プロ入り選手が非常に多い」とありますが、
見事に横川選手もプロ入りを果たしています。

当然ながら中学時代からプロ入りが期待される選手は大阪桐蔭も逃しません!

しかし最終的には本人の「一番強いところでやりたい」という意思が強かったので大阪桐蔭野球部の入部が決まりました。

突出した実力と「強いところでやりたい」という覚悟がないと入部の実現は難しいと言えるでしょう。

藤原恭大選手の中学時代

藤原選手の写真
藤原選手
  • 所属
    • ロッテ
  • ドラフト順位
    • 1位
  • 利き腕
    • 左/左
  • 身長
    • 181cm
  • 体重
    • 80kg
  • 出身(中学時代)
    • 枚方ボーイズ

藤原選手はプロ選手を多く輩出している枚方ボーイズの出身です。

藤原選手は日本代表などの選抜チームに選出されていた訳ではありませんが、全国優勝を果たしたチームのレギュラーを務めていました。

藤原選手を初めて見た西谷浩一監督は以下のように述べています。

西谷監督

僕が初めて藤原の試合を見たのが、(中学の)枚方ボーイズの試合でした。

ちょっと詰まった二塁正面のゴロで、楽々アウトかと思って見ていたら、セーフになりかけました。「えぇ!?」ってなりましたね。

同じチームの(報徳学園)小園くんも速かったけど、藤原はもう1つ速かった。足が速い子って案外、パワーがない選手もいるじゃないですか。藤原のように両方ある子ってなかなかいませんね

Daiki

もうベタ惚れじゃないですか(笑)

しかも足も速くてパワーもあるなんて「超逸材」ですね。

確かに西谷監督が言うように足が速くて
パワーがある選手ってすぐに思いつかないですね。

阪神タイガースで活躍した元盗塁王の赤星選手は、4964打席でホームランは3本のみです。

大阪桐蔭はとてつもない選手が多いので、
足が速い+α」の要素が求められると言えます。

代表に選ばれた経歴が無くても突出した武器を持っていることもスカウトされる条件であることが分かります。

根尾昂選手の中学時代

根尾選手の写真
根尾選手
  • 所属
    • 中日
  • ドラフト順位
    • 1位
  • 利き腕
    • 右/左
  • 身長
    • 177cm
  • 体重
    • 80kg
  • 出身(中学時代)
    • 飛騨高山ボーイズ

根尾選手も横川選手と同じく、
NOMOジャパンに選ばれています。

チームとしては全国大会への出場はありませんが、本人はスーパー中学生として騒がれていました。

中学時代には投手として最速146kmを記録しています。

ちなみに横川選手の高校時代の最速は144kmなので、中学時代からプロ入りする選手より速い球を投げていました。

西谷監督は同じ監督仲間の鍛治舎巧氏(現岐阜県立岐阜商業高等学校監督)から以下のようなメールをもらったそうです。

鍛治舎監督

身体能力◎、体の中にバネがあり、これが2年生なら、かなりの逸材

当然、大阪桐蔭の「西谷スカウト」が動かない訳がありません。

岐阜県出身の根尾選手の試合を見に行った
西谷監督も惚れ込む逸材でした。

西谷監督

ボールの捕り方はバラバラでめちゃくちゃでしたが、捕球後に横手から素早く一塁へ送球する動きはキューバ選手のように体の強さを感じた。

鍛治舎さんの言う通りでした。

しかし根尾選手は学業も優秀で
学校の成績はオール5。

慶應義塾高校に進学し医学部の道も真剣に考えているほどでした。

入学決定する際には西谷監督も根尾選手に覚悟を求めました。

西谷監督

もし、医者を目指すのなら今日でお別れにしよう。

うちの練習は厳しいし、それだけの勉強時間を取るのは難しいと思う。

根尾選手

プロ野球選手になりたいです。

これらのやり取りから分かるように実力だけでは入部できないことがわかります。

横川選手のエピソードの時にも触れましたが、大阪桐蔭野球部に入部するには実力だけではなく「覚悟」が必要です。

柿木蓮選手の中学時代

柿木選手の写真
柿木選手
  • 所属
    • 日本ハム
  • ドラフト順位
    • 5位
  • 利き腕
    • 右/右
  • 身長
    • 181cm
  • 体重
    • 88kg
  • 出身(中学時代)
    • 佐賀東松ボーイズ

柿木蓮選手は佐賀県出身の選手です。

九州からはるばる関西の名門に入学を決断しています。

中学時代には日本代表に選ばれ、
世界大会に出場した実績の持ち主です。

西谷監督

上半身投げでしたが、ボールに圧があって。スピードボールは魅力に感じました。

何よりも「とにかく大阪桐蔭でやりたい。とにかくプロに行きたい」と、その時に明確に言っていました。

志の高い子と一緒にやりたいなと思いましたね。

大阪桐蔭は野球の実力だけで入れるほど甘くありません。

世の中に野球の実力が凄い選手はたくさんいますが、最後は「志や覚悟」が求められます。

柿木選手はすでに中学時代から志と覚悟がありました。

さらにはこんなエピソードも。

西谷監督

柿木には厳しくやりましたよ(笑)。彼はハートの強さがありますし、褒めたことはないですね。何も教えないので、「自分は何も見てもらえない」と思っていると思います。

(3年時の)センバツ後に「自分は投げられなかった」みたいなことを言っていたので、「そら根尾やろう。このままやったら、夏は背番号1は根尾でいくよ」と話しました。でも、しっかりしているし、向上心もある子なので。

センバツの後(の春季大阪大会)も、まさかメンバーから外されるとは、思ってなかったでしょうし。1からやろうとしたんですが、あれが結果的によかったと思います

プロ入りする選手をメンバーから外すとは
大阪桐蔭の選手層はどうなっているんでしょうか?(笑)

しかし中学時代から覚悟があった柿木選手にだからこそできた荒療治でしょう。

これは西谷監督の選手に対するメッセージだと私は読んでいます。

プロに行く実力がある選手でも、覚悟がないと大阪桐蔭ではメンバーに入れないよ。

本当に恐ろしい高校です。

これら4人のエピソードを見ても実力だけで入れる高校ではないことが分かりました。

大阪桐蔭野球部にスカウトされるには
「圧倒的な実力+高い志と覚悟」が必要です。

実績がない選手は西谷浩一監督の「お目にかかる」か「繋がり」が重要!

「お目にかかる」か「繋がり」が重要のイメージ画像
「お目にかかる」か「繋がり」が重要

続いては中学時代に主な実績がない選手のパターンを紹介します。

基本的には大阪桐蔭に入部するには
圧倒的な実力と高い志と覚悟」が必要です。

しかし、一部では例外があります。

それは「西谷監督のお目にかかる」と
繋がりがある」です。

それでは説明していきます。

西谷浩一監督のお目にかかる

西谷監督のお目にかかるのイメージ画像
西谷監督のお目にかかる

ここで紹介するのは西谷監督が監督駆け出しの時の選手、「中村剛也」選手です。

中村選手は中学時代に日本代表への選出や、
主な全国大会での実績はありません。

しかし、西谷監督は中村選手の能力を見逃しませんでした。

西谷監督

初めて中村を見たのは中学3年の時。

すごく変化球をうまく打つので、聞いたら「カーブを待っていた」「変化球の方が打ちやすい」と答えた。面白い子だなって。

中村は技、中田は力で飛ばす。飛距離は歴代1番か2番。

今でこそ西谷監督のスカウト力は有名な話ですが、監督駆け出しの頃から見る目は本物だったみたいです。

中村選手はホームラン王を6度獲得する、
野球ファンであれば誰もが知る存在です。

そんな中村選手を中学時代から才能を認めていたのですから、決して目立った実績がなくても西谷監督の目にかかればスカウトされる可能性はあるということです。

また、最後は中村選手のマイペースな性格も
大阪桐蔭野球部への入部に傾いたのかもしれません。

千鳥の大悟さんとのやりとりで明かしています。

中村選手

進学理由は家から徒歩5分で通学できたからです。

大悟

大阪桐蔭って、誰でも野球部入れるの?

中村選手

誰でも入れないですね。(自分は)まあまあ上手かったんで。

ほっこりするやり取りですね(笑)

徒歩5分の場所に住んでいたので西谷監督の
お目にかかりやすいという運もあったかもしれません。

とはいえ高校時代からすでに別格の数字を叩き出しています。

3年生の大阪大会で6本塁打、打率は.667と
高校生離れしています。

いくら家から近所だったとはいえ、誰でも入れるほど甘くはありませんし、実力が求められるのもまた事実です。

基本はスカウトなしでの入部は「至難の業」
と考えて良いでしょう。

西谷浩一監督と繋がりがある

西谷監督と繋がりがあるのイメージ画像
西谷監督と繋がりがある

最後は例外中の例外を紹介します。

その例外は「西谷監督と繋がりがある」ということです。

その例外を代表する選手は「浅村栄斗」選手です。

浅村選手は東京オリンピックの代表
選ばれた球界を代表する選手です。

推定年俸はなんと5億円!

そんな浅村選手ですが、中学時代は目立った選手ではありませんでした。

西谷監督

実は中学の時点では目立たなくて、プロになる人物とは全く思っていませんでした。チームに良い影響を与えた兄がいて、その弟だから取った。感覚的にはそれくらいです。争奪戦になるような子ではなかったです。

お兄さんは先ほど紹介した中村選手と同じ代の選手で、西谷監督も「チームに良い影響を与えた。」と認めています。

お兄さんがいなければ大阪桐蔭への入学はなかったでしょう。

さらには大阪桐蔭OBで元プロ野球選手の
西岡剛氏が浅村選手を見た時の
エピソードを西谷監督は紹介しています。

西谷監督

西岡は浅村のプレーを見て、「今のままではプロは厳しい。プロはそんな甘いところではないよ」と話したんです。

そのことを浅村に話してから本人の意識が大きく変わりましたね。夏の急成長につながったと思います。

お兄さんと西岡の存在がなければプロ入りはなかったかもしれません。

お兄さんがいなければ「大阪桐蔭の浅村栄斗」は存在していたか分かりません。

さらには西岡選手の助言がなければ「プロ野球選手の浅村栄斗」も存在していなかったかもしれません。

浅村選手は大阪桐蔭の中でも本当に稀な存在と言えるでしょう。

そもそも西谷監督と繋がりがある選手なんてほとんどいません(笑)

ですからスカウトにされるためには選手としての実績が重要です!

西谷浩一監督のスカウト力と育成力は凄すぎる!

スカウト力と育成力は凄い!のイメージ写真
スカウト力と育成力は凄い!

ここまでスカウトされる条件を話してきましたが、西谷監督はただのスカウトではありません。

名スカウトであり、指導力はズバ抜けています。

その証に今や球界を代表するスター選手、
中田翔選手、森友哉選手を見た時の
エピソードがあります。

中田選手を見た時のエピソード

中田選手の写真
中田選手

西谷監督は中田翔選手を初めて見た時のことを以下のように語っています。

西谷監督

投げているところを見ましたが、中学生のなかに社会人がひとり混じっているような体つきにまず目を引かれて、次にスピードで驚かされました。

そしてあらためて練習を見に行くと、バッティングもすごいということがわかって……これはとんでもない選手だと。

これまでいろんな中学生選手を見てきましたが、衝撃度は間違いなく中田が一番です。

中田翔選手といえば昨年までは日本ハムを代表するスター選手(現在は巨人所属)でした。

西谷監督は中学時代の中田選手を見た時に、
とてつもない素材であることを見抜いていました。

そんな西谷監督が中田選手を大阪桐蔭に入学を説得するため、中田選手が住んでいた広島県に約50回通ったのは有名な話です。

Daiki

多くの方は大阪桐蔭であれば勝手に有望な選手が集まると思いがちですが、西谷監督の努力は見逃せませんね。

当然、中田選手は入学直後からスーパー1年生として騒がれています。

1年夏から「松坂2世」「清原2世」と騒がれていますが、比較対象が球界の投打を代表するスター選手ですから、相当な衝撃だったのでしょう。

もちろん素材だけが良ければ、成功する訳ではありません。

こちらの記事ではスーパー1年生と騒がれることがいかに難しいか紹介されています。

その中で中田翔選手を一流に育てる西谷監督の育成力と、選手の能力を見抜く力は群を抜いています。

スカウト・育成力・進路先の世話」はとにかく半端ないとのこと。

しかし、大阪桐蔭に入部するには「覚悟」が必要であることは先ほど説明しました。

中田翔選手の覚悟を感じさせるツイートも。

プロになってからも、後輩の秋広選手が驚くほどの練習量をこなしているのですから、「大阪桐蔭の血」がプロになっても流れていることが分かります。

中田選手の成功は本人の覚悟、西谷監督のスカウト力と育成力が揃ったからこその賜物と言えるでしょう。

森友哉選手を見た時のエピソード

森選手の写真
森選手

森友哉選手は2019年にパ・リーグのMVPを獲得した大阪桐蔭を代表する選手の一人です。

その森選手の能力を西谷監督は的確に見抜いていました。

西谷監督

森の打撃ですが、当てる能力といいますか、しっかりとアジャストをして、鋭い打球を飛ばす能力はずば抜けたものを持っていましたね。

捕手として中学時代に投手をやっていたので、強肩でしたが、全体的に見るとまだまだでしたね。

リード、キャッチングなどの能力はもちろんですが、捕手として一番大事な目配り、気配りはまだまだだと思います。

打撃は一流であることを認めつつ、捕手としてはまだまだであることを見抜いていました。

さらにはこんな評価も。

西谷監督

森は野球小僧ですよ。野球が大好きっていうのが身体中からにじみ出ていましたね。

僕は選手を見に行く際に能力ももちろん見ますけど、野球が好きかどうかっていうのを結構、大事にしているんですよ。

この子と一緒に野球がやりたいなと思いました。

先ほどの覚悟に繋がりますが、能力だけでは決して大阪桐蔭に入部できないことが西谷監督のコメントからも伝わります。

西谷監督は能力のさらに先を見てスカウトしているので、大阪桐蔭から数多くの選手が育つのも納得ですよね。

もちろんそれだけではありません。

森選手の選手としての未来像も描いていました。

西谷監督

ミート力、1球で仕留める力は、私が教えたなかで、森がナンバーワン。

体は小さいけど、(スケールの)大きな選手になって、(小柄でも)できることを証明してほしい

実際に森選手はパ・リーグのMVPを獲得しているのですから、西谷監督の眼力がいかに的確かが分かります。

さらに森選手については西谷監督だけではなく、かつて3度の3冠王を獲得した落合氏からも評価されています。

落合氏

振れるのは強み。なかなか自分のスイングができない選手が多い中であそこまで振れるのだから。

来季は『扇の要』で全試合出るでしょうから、まあ40本くらいの本塁打は期待したい。

西谷監督の選手の力を見抜くスカウト力は予言者であるかのようです。

そしてその素材を育て上げる育成力も素晴らしいの一言。

西谷監督に力を認められた選手は、未来のプロ野球界のスター候補です!

スカウト以外の入部方法とまとめ

最後はセレクションのイメージ写真
最後はセレクション

スカウト以外での入部方法は、「一般入試後のセレクション」で入部する道が残されています。

かつて巨人にドラフト1位指名された元プロ野球選手の辻内崇伸氏もセレクションで大阪桐蔭に入部した一人です。

そんな辻内氏が大阪桐蔭の入部状況を語っています。

辻内氏

自分らは〝平民〟っすね。いや、平民以下でした。

特待、準特待、セレクションってそれぞれグループになって固まるんです。

ぼくたちセレクション組は静かにしていました。

彼の発言からも「特待、準特待」のスカウト組と、スカウトされなかったセレクション組がいることが分かります。

また、西谷監督も先ほど紹介した浅村選手の
お兄さんの入学状況を「勉強で努力して一般で入ってきた」語っています。

いくらエリート軍団の大阪桐蔭とはいえ全員がスカウトではなさそうです。

しかし、セレクション組をドラフト1位に育て上げる西谷監督の育成力は一体どうなっているのでしょうか(笑)

辻内氏も大阪桐蔭時代を以下のように語っています。

辻内氏

大阪桐蔭の指導というのは、自分をこういう投手(ドラフト1位)にしてくれたし、色んな面で大きくしてくれました。

今すぐやりたいというわけではないですけど、将来的に自分が教えてもらったことの恩返しとして、子供たちに教えたいなという気持ちはすごくあります。

どこの高校とかはないですけど、もしそういう機会があったら、こういう練習もあったんだよとか教えたいですね。

甲子園行けたら? ふふっ。そうなればいいですね。

大阪桐蔭時代の教えがずっと心の中に残っているところが印象的です。

私たちが想像する以上に大阪桐蔭野球部の
3年間は選手としてだけではなく、人として成長することが伺えますね。

それでは最後に大阪桐蔭野球部にスカウトされる方法をまとめて終わりにします。

他の高校野球に関する記事もぜひご覧ください。

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