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選抜高校野球2022の優勝予想
選抜高校野球2022が3月18日(金)〜
3月30日(水)に阪神甲子園球場で開幕します。
高校野球は国民にとっての一大イベントの一つです。
そんな選抜高校野球2022を優勝する高校はどこになるのでしょうか?
大胆に優勝校を予想してみました!
ズバリ優勝校は
【木更津総合】と予想します!
その根拠についても述べていきます。
選抜高校野球2022の出場校と優勝予想
選抜高校野球2022の出場は32校(一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校)となります。
選考は1月28日に開かれた選考委員会で2021年秋季大会の結果を基に以下の高校に決定されました。
この中から私が優勝候補筆頭と予想するのは以下の2校です。
高校野球ファンからは「大阪桐蔭が筆頭だろ!」とツッコミが入るかもしれません(笑)
しかし今回はあえて大阪桐蔭は2番手としました。
理由としては大阪桐蔭が優勝候補であることは多くの方が知っていることはもちろんですが、何より木更津総合には優勝する力が十分に備わっているからです。
その根拠を述べていきます。
選抜高校野球の優勝には投手力が不可欠
選抜に限った話ではありませんが、
高校野球を制するためには投手力が不可欠です。
過去10年間で選抜高校野球で優勝した高校のプロ入り投手は以下の通りです。
※2020年は中止。
年数 | 高校名 | 選手名 |
---|---|---|
2021 | 東海大相模 | 石田隼都 |
2019 | 東邦 | 石川昂弥 |
2018 | 大阪桐蔭 | 柿木蓮、横川凱、 根尾昂 |
2017 | 大阪桐蔭 | 徳山壮磨、柿木蓮、 横川凱、根尾昂 |
2016 | 智弁学園 | 村上頌樹、松本竜也 |
2015 | 敦賀気比 | 平沼翔太、山﨑颯一郎 |
2014 | 龍谷大平安 | 高橋奎二 |
2013 | 浦和学院 | 小島和哉 |
2012 | 大阪桐蔭 | 藤浪晋太郎、澤田圭佑 |
2011 | 東海大相模 | なし |
過去10年の優勝校でプロ入り投手を擁していないのは、2011年の東海大相模まで遡ります。
このデータから選抜高校野球で優勝するためには、プロ注目の投手を擁することはマストだと考えます。
先ほど挙げた2校のプロ注目投手を以下の通りです。
- 木更津総合
- 大阪桐蔭
他にも注目投手を要するチームはありますが
今回はこの2校の投手に注目しました。
それでは優勝候補に推した根拠を述べていきます。
木更津総合の優勝根拠と注目投手
木更津総合は千葉県高校野球界の
【横綱】と言っても過言ではないでしょう。
過去の千葉県大会でも安定した成績を残し、
夏の甲子園大会には過去5年(中止になった2020年は除く)で3回の出場を誇ります。
優勝根拠として挙げた理由は以下の2つです。
- 接戦に強い
- 秋季大会で東海大相模を倒した
接戦に強い
まず1つ目に接戦に強いことが挙げられます。
優勝するためには5試合に勝つ必要がありますが、毎回圧勝で勝てる可能性は限りなく低いです。
接戦を制する力があることは重要な要素です。
秋季大会の千葉県大会と秋季関東大会の結果を紹介します。
千葉県大会の準々決勝では延長10回の激戦を制して勝ち上がりました。
準決勝では4点を先攻されながら逆転で接戦をものにしています。
決勝ではエースの越井選手の出番はなく、
2番手の金綱伸悟選手が見事に完投を果たしています。
関東大会では惜しくも優勝した明秀日立(茨城)に敗れましたが、その試合でも越井選手の出場機会は2回のみでした。
しかし登板した2回もヒット1本に抑えるなどエースの片鱗が伺えます。
選抜高校野球では投手力だけでなく、
チームとして力をつけた木更津総合の姿に期待しましょう。
秋季大会で東海大相模を倒した
続いての根拠は東海大相模という高校野球界の
横綱を倒す力もあることです。
東海大相模も140kmオーバーの投手を複数要する好チームです。
選抜高校野球2022に出場すれば優勝候補筆頭に挙げる人もいるでしょう。
そんな横綱級の強豪に対して越井投手は
9回1失点に抑える見事な好投を果たしました。
この経験は越井選手だけでなくチーム全体に
プラスの影響を与えます。
選抜での優勝は大きく期待できそうです。
注目投手の越井選手の特徴
木更津総合は越井選手を始め、伝統的に好投手を輩出しています。
木更津総合は投手の育成に長けていることが伺えるデータです。
大学経由ではありますが、直近のドラフトで
2年続けて1位指名の投手を輩出しています。
越井選手も偉大な先輩に続きたいところです。
越井選手のデータは以下の通りです。
- 利き腕
- 右投右打
- 身長
- 178cm
- 体重
- 75kg
- 出身クラブ(中学)
- 最高球速
- 146km
- 特徴
- 緩急を使った投球
特徴は何と言っても緩急を使ったピッチングです。
東海大相模戦ではその差70kmの緩急で
東海大相模打線を翻弄しました。
翌日のスポーツ紙にも一面で取り上げられています。
早くも「スター感」を特徴に上げる人も出てきています。
優勝候補筆頭の東海大相模を倒したことで、
選抜高校野球2022ではマークが厳しくなるかもしれません。
しかし、それをも乗り越えるオーラが越井選手からは感じられます。
他にはこんな声も。
主将でキャッチャーの中西祐樹選手を賞賛する声もあります。
今回は投手に注目を置いていますが、当然ながら投手だけでは勝ち上がることはできません。
主将で女房役の中西選手の存在も越井選手にとっては非常に心強いですね。
木更津総合高校の躍進が今から非常に楽しみです。
大阪桐蔭の優勝根拠と注目投手
言わずと知れた高校野球界の横綱、大阪桐蔭。
もはや大阪桐蔭は甲子園に出場すれば
優勝しても負けても話題に上がるほどの高校です。
実際に昨年の選抜高校野球大会で智弁学園(奈良)に敗れた時にはこのような記事も。
もはや事件でも起きたかのような紙面です(笑)
さらには夏の高校野球選手権で近江(滋賀)に負けた時も紙面に上がっていました。
負けたことがニュースになる高校って全国にどれだけあるでしょうか?
選抜高校野球2022でも優勝候補に挙がらない訳がありません。
根拠を挙げる必要もなさそうですが理由は以下の通りです。
- 秋季大会で圧倒的な力を示している
- 強力な主将の存在
秋季大会で圧倒的な力を示している
秋季大会の結果は以下の通りです。
スコアを見れば分かりますが、一番苦しんだ試合が大阪府予選の東大阪大柏原戦と履正社戦で、大阪のレベルの高さを示しています。
しかしそこは大阪桐蔭。
大阪大会を制するとトントン拍子で近畿大会と明治神宮大会も制しました。
すでに「大阪桐蔭強すぎる」との声もあがっています。
相手校からの徹底マークは避けることができませんが、もはや大阪桐蔭にとっては恒例行事なので心配なさそうです。
強力な主将の存在
過去に大阪桐蔭で主将を務めた福井章吾選手は「キャプテンでチームは変わるぞ。主将力や」と述べて、次期主将の座を中川卓也選手に託しています。
日本一の高校を支える訳ですから、主将力がないとさしもの大阪桐蔭もチーム崩壊する可能性は否定できません。
しかし今年の「主将力」にそのような心配はなさそうです。
今年の大阪桐蔭の主将、星子天真選手は力強い発言でチームを引っ張ています。
秋の日本一を経験してもチームを引き締めることを忘れません。
高校生なら日本一を経験してしまうと気持ちが浮かれてもおかしくありませんが、そこは「大阪桐蔭の主将」です。
星子選手はチーム内の投票でキャプテンに選出され、「自分に票を入れてくれた仲間がそう思ってくれているのなら、自分が頑張るしかない」と覚悟を決めています。
さらに星子選手は小学生時代から日本代表のキャプテンを務めてきました。
U-12日本代表とU-15日本代表でも主将を務めてたエリートです。
U-12日本代表してアジア選手権で優勝し、MVPを獲得した時には以下のようなコメントを残しています。
MVPよりも、とにかくチームを勝たせたい、チームが勝てばそれでいいと思っていました。だから優勝ができて本当に嬉しいです
当時から自分よりもチームを優先する姿勢が見受けられます。
チーム内の投票で主将に任命されるのも納得の人間力です。
大阪桐蔭はもちろんですが、星子主将からも目が離せません。
注目投手の別所選手と前田選手の特徴
先ほども紹介しましたが、今年の大阪桐蔭にはプロ入りが有力視される投手が2人います。
それぞれ紹介していきます。
- 利き腕
- 右投右打
- 身長
- 183cm
- 体重
- 81kg
- 出身クラブ(中学)
- 最高球速
- 147km
- 特徴
- バランスの取れた投球術
別所選手は最速147kmのストレートを中心にバランスが取れた投球術が魅力的です。
すでに複数球団から熱視線が送られています。
秋季大会では大阪予選から明治神宮大会まで、
3試合しか登板機会がなかったので本調子には程遠かったのでしょう。
大阪予選で唯一登板した関大一校戦後に西谷浩一監督は「久しぶりで気負っていた。真っすぐの強さとスライダーがいい。経験もあるので、軸として投げてもらいたい。」と期待の大きいコメントを残しています。
裏を返せば別所選手が本調子であればさらに選抜高校野球の優勝に近づきます。
期待を寄せているのは私だけではなさそうです。
すでに147kmのストレートを投げ込むのですから、150kmも夢ではないでしょう。
本調子の別所選手に期待しましょう。
- 利き腕
- 左投左打
- 身長
- 179cm
- 体重
- 73kg
- 出身クラブ(中学)
- 最高球速
- 145km
- 特徴
- 止まって落ちるチェンジアップ
続いては「スーパー1年生」と期待を寄せられる前田選手です。
1年生ながらすでにドラフトの話題が出ています。
どれくらい凄いかは関係者のコメントが全てではないでしょうか。
東監督
1年生だが素晴らしいボールがあって、手も足もでなかった。
福井県の強豪、敦賀気比の東監督も対戦した感想を述べられています。
北信越王者が手も足も出ないのですから、
もはや前田選手が本調子だと絶望的ですね(笑)
横川選手
自分の現役時代(中学時代)よりも数段上。
大阪桐蔭出身の現巨人所属の横川選手も
最大限の評価をしています。
前田選手は横川選手が中学時代に所属していた
湖北ボーイズの出身で、本人も憧れであることを公言しています。
憧れの大先輩からお墨付きをもらっているので、今後どれだけの投手に成長するか楽しみで仕方ありません。
西谷監督
気持ちも強いですし、ただ投げるだけではなくピッチングのできる子。
西谷監督も評価を惜しまないコメントを残しています。
ぜひ日本のエースに育ててもらいていですね。
とはいえまだ1年生なので焦りは禁物。
私たちもプレッシャーをかけないように長い目で見ていきましょう。
ここまで投手力の高さについて述べてきましたが、少し不安視する声も。
先ほども述べましたが、別所選手は秋季大会で登板機会は3試合しかありませんでした。
明治神宮大会で登板した川井泰志選手や
川原嗣貴選手は明治神宮大会決勝の広陵戦で打ち込まれています。
大阪桐蔭も決して無敵ではなく、最も他校のマークが厳しくなることが優勝候補1番手に挙げなかった最大の理由です。
昨年の春と夏の甲子園でも優勝候補筆頭に挙げられながら、同じ近畿勢に涙を飲んできました。
選抜高校野球2022でその悔しさを払拭できるかに注目です。
明治神宮大会優勝校のジンクス
もう一つ大阪桐蔭に不吉なジンクスが付き纏います。
それは明治神宮大会で優勝した高校は、
選抜高校野球で優勝できないというジンクスです。
過去10年の明治神宮大会優勝校の結果は以下の通りです。
- 2020:明治神宮大会中止
- 2019:中京大中京(2020選抜大会中止)
- 2018:札幌大谷(2019選抜2回戦)
- 2017:明徳義塾(2018選抜3回戦)
- 2016:履正社(2017選抜準優勝)
- 2015:高松商(2016選抜準優勝)
- 2014:仙台育英(2015選抜2回戦)
- 2013:沖縄尚学(2014選抜ベスト8)
- 2012:仙台育英(2013選抜ベスト8)
- 2011:光星学院(2012選抜準優勝)
直近2年の中止を除いたら全ての高校が優勝していません。
明治神宮大会を制したチームが選抜高校野球で優勝したのは2002年の報徳学園まで遡ります。
一体なぜここまで勝つことが難しいのでしょうか?
私が考える理由は以下の2つです。
- 相手校からのマークが厳しくなる
- 明治神宮大会後から選抜までの期間が4ヶ月以上空く
相手校からのマークが厳しくなる
明治神宮大会で優勝したチームは、ライバルチームから多くのデータを入手されることになります。
もはや現代のスポーツにおいて相手のデータを分析することは普通のことです。
野村克也氏のID野球に代表されるように、
相手の傾向と癖を見抜くことは、結果に大きく左右されます。
データを多く入手されることから、対戦相手は様々な策を講じてきます。
これらのことから明治神宮大会の優勝校とはいえ、選抜高校野球を制することは一筋縄ではいきません。
明治神宮大会後から選抜までの
期間が4ヶ月以上空く
明治神宮大会が終わってから選抜高校野球開幕までに、4ヶ月以上の期間が空きます。
その間に各高校は厳しい冬の練習を乗り越えることになります。
大阪桐蔭を率いる西谷監督も以下のように述べています。
「私たちにとって、冬場は大きくいうと仕込みの時期です。仕込みがしっかりできなかったら、いい料理ができないですよね。その仕込みをしっかりしていこうと選手たちには話しています」
引用元:タイムリーウェブ
冬場のトレーニングの仕上がりで春先以降の
結果が、大きく変わることがコメントからも伺えます。
ですから選抜高校野球2022年では冬のトレーニングの仕上がり次第では、予期せぬ高校が躍進する可能性があります。
秋季大会で思ってような結果が出なかったチームには大きな伸び代があるので、春先以降の成長が非常に楽しみです。
これらの理由から明治神宮大会に優勝した大阪桐蔭も選抜高校野球では簡単に優勝という訳にはいかないでしょう。
優勝候補を脅かす対抗馬とミラクル候補
優勝候補筆頭は木更津総合と大阪桐蔭と予想しましたが、対抗馬となる2つの高校を紹介します。
ズバリ対抗馬となる高校は以下の2校です。
- 京都国際(京都)
- 九州国際大付属(福岡)
そしてさらに!
ミラクル候補を一つ加えたいと思います。
そのミラクル候補は「大島(鹿児島)」です。
それではそれらの理由を述べていきます。
※京都国際高校はチーム内で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたため出場を辞退されました。出場辞退により近畿地区の補欠1位だった滋賀・近江高校の繰り上げ出場が決定しました。
優勝候補の対抗馬①「京都国際」
昨夏の甲子園でベスト4に進出した京都国際。
そのベスト4進出を2年生ながら支えた
森下瑠大選手が今年のチームの顔です。
森下選手はドラフト1位が
期待される京都国際のエース投手です。
昨夏のベスト4進出に加え今年の秋季大会でも躍動しています。
選抜高校野球に出場すれば、優勝候補の一角に挙げられてもおかしくない履正社から9回無失点の11奪三振と、超エース級の活躍ぶりです。
やはりドラフト1位候補はモノが違います。
京都国際のチーム成績は以下の通りです。
近畿秋季大会こそ準優勝した和歌山東に惜敗したものの、京都大会を優勝した実力はさすがです。
夏の甲子園でベスト4に進出した影響で秋季大会までの準備期間が短かったとはいえ、接戦でも勝ち切る強さがスコアに表れています。
特に準決勝と決勝では1点差をものにしての
優勝なので、接戦に強いことも対抗馬に挙げた大きな理由の一つです。
京都大会の準決勝以降はロースコアが目立つので、この一冬でパワーをつけたら優勝候補筆頭に躍り出てもおかしくない存在です。
すでに優勝候補に挙げているファンもいます。
さらにはこんな個性的な校歌も。
国際高校らしく校歌は韓国語です。
選抜高校野球でも韓国語の校歌を歌うことはできるんでしょうか?
京都国際の躍進に注目です!
②優勝候補の対抗馬「九州国際大付属」
2つ目の候補は九州国際大付属です!
理由としては、総合力の高さです。
九州大会では圧巻の力を見せつけて優勝しました。
まずは九州国際大付属の伝統と言ってもいい強打。
九州大会では4試合でチーム打率.391と打ちに打ってます。
そして多くの高校野球ファンが注目している、スーパー1年生の佐倉侠史朗選手には期待せずにいられません。
独特な構えから繰り出すパワフルな打撃は九州国際大付属の心臓と言っても過言ではありません。
佐倉選手が4番にどっしり座ることで打線の厚みは大きく増します。
他にも打率が.500を超えている、1番打者の黒田選手と2番打者の大島選手が座る打線は相手校としては非常に恐ろしい存在です。
もちろんですが打撃だけではありません。
やはり九州国際大付属と京都国際を優勝候補に挙げているファンもいます。
明治神宮大会では大阪桐蔭に敗れましたが、ポテンシャルは誰しもが認めるところです。
むしろ大阪桐蔭に明治神宮大会で敗れたことで、さらにパワーアップを目指して冬のトレーニングに励んでいることでしょう。
九州王者の甲子園での活躍ぶりには要注目です。
ミラクル候補「大島」
続いては「ミラクル候補」の大島高校です。
ここでいうミラクル候補はその名の通り「旋風を巻き起こす」候補のことです。
2018年に吉田輝星選手を擁した金足農業が「金農旋風」を巻き起こしたことは記憶に新しいです。
結果は準優勝と優勝にあと一歩まで迫りました。
そんな大島にも旋風を巻き起こす力は十分にあります。
大島は奄美大島にある鹿児島県立の高校です。
奄美大島から鹿児島市まではなんと約400km離れています。
直線距離なら大阪から東京間くらいの距離があります。
そんな奄美大島の高校をミラクル候補にした理由は以下の2つです。
- 絶対的エース「大野稼頭央選手」の存在
- 甲子園の観客を味方につけやすい
絶対的エース「大野稼頭央」の存在
まずは投手力という点では絶対的エースの存在があります。
- 利き腕
- 左投左打
- 身長
- 174cm
- 体重
- 63kg
- 出身中学
- 最高球速
- 146km
- 特徴
- 緩急を使ったピッチング
大野選手の活躍もあり奄美勢として初めて鹿児島県大会を制します。
そんな大野選手も今秋のドラフト候補に挙げられる注目選手です。
「積んでいるエンジンが違う」とまで紹介されています。
実際に秋の鹿児島大会では決勝までの
6試合913球を1人で投げ抜き、獅子奮迅の活躍を見せています。
その勢いで九州大会では準優勝してしまうのですから勢いに乗ったら厄介なチームです。
そんな大島の秋の成績はこちら。
鹿児島県大会では6試合中4試合を1点差で制しています。
接戦は大島の十八番(おはこ)とも言えそうです。
さらには九州大会の1回戦では引き分け再試合も制する粘りがチームに根付いています。
離島の高校であるハンデも大島には関係ありません。
大野投手にも注目ですが、チームとしての大島にも注目です。
甲子園の観客を味方につけやすい
有観客で行われる前提で話しますが、大島のような離島の高校が甲子園に出場すると注目を浴びやすいです。
実際にすでにニュースとして取り上げられています。
地元は当然ですが全国のファンもすでに存在します。
甲子園に応援に行くと言っているファンもいるので本番になると注目度はさらに増すでしょう。
先ほど述べた金足農業も甲子園の観客を味方につけ旋風を巻き起こしました。
当時、金足農業に敗れた近江高校の有馬選手は「ボールカウントが先行するだけですごい拍手と声援があって。目に見えない圧力を感じました」と述べているので、大島高校も勢いに乗れば優勝候補を飲み込む可能性は十分にあるでしょう。
あとは有観客で試合が行われることを祈るのみですね。
まとめ
選抜高校野球の優勝は「投手力」が非常に重要になります。
みなさんが予想する優勝予想もぜひコメントにお書きください。
それでは優勝予想をまとめて終わります。
※選抜高校野球2022は圧倒的な強さで大阪桐蔭が優勝しました。
夏の甲子園では「打倒大阪桐蔭」を目指して他の強豪校も黙ってはいないでしょう。今後も高校野球の展望を紹介していくのでお楽しみにください。
他の高校野球に関する記事もぜひご覧ください。
大阪桐蔭の主将は松尾ではなく星子天真ですよ。 誤字だと思いますが監督は西田じゃなく西谷監督です。
ご指摘ありがとうございます。
すぐに修正させていただきます。